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映画『ゴーストシップ』あらすじと感想、ネタバレあり

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ゴーストシップあらすじと感想

最近、映画を見る前に詳細なネタバレをチェックする人が増えています。映画選びの失敗を防ぎ、時間やお金を無駄にしないためです。

本記事では、そんな方々に向けて『ゴーストシップ』の詳細なあらすじと感想をお届けします。視聴の際の参考にしていただければと思います。また、視聴後に他の人の感想を確認したいときにも役立つ内容となっています。

目次

配信状況

配信状況は2024年9月13日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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映画情報

あらすじ

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下記のあらすじと同一内容です

あらすじをテキストで読む

物語の冒頭は1962年。豪華客船アントニア・グラーザ号では甲板でダンスパーティが開かれていたんだ。紳士淑女に混じって、ケイティっていう女の子がつまんなそうにしてるの。子供が一人でちょっと場違いな感じだよね。すると優しそうな船長さんが手を差し出して、二人は踊りはじめる。ケイティもすっかりニコニコ笑顔で楽しそうなんだ。そんな中、なぜか突然船のワイヤーが動き出して踊ってた人たちに襲いかかるの。恐ろしいことにみんな真っ二つになっちゃうけど、ケイティは子供で背が低いから助かったんだよね。時は流れて40年後、マーフィー率いるサルベージ船のチームは大きな仕事を成功させて、酒場で祝杯を上げていたんだ。そこにちょっと顔色の悪い自称空軍パイロットのフェリマンがやってくるの。彼は飛行任務中にベーリング海に漂う船を発見したらしくって、そのサルベージをマーフィー達に依頼するんだ。交渉が成立してベーリング海へと出発するマーフィー一行とフェリマン。そしてサルベージ船の目の前に現れた船はなんと、40年前に消息を絶っていたアントニア・グラーザ号だったの。

グラーザ号に上陸して調査を開始するとね、船体に穴が開いていてそれを塞がなきゃ移動出来ないってことが分かるんだ。そして不思議なことに1000人くらいいたはずの乗組員やお客さんたちの痕跡がないんだよ。突然消えてしまったみたいな感じなの。マーフィーは、海の上ではそういう話はよくあるよね、みたいなこと言ってるけど明らかにおかしいよね。そして女性クルーのエップスが女の子の幽霊を目撃するんだ。エップスは知らないんだけどさ、その幽霊ってケイティなんだよね。それからマーフィーも船長の幽霊を目撃するし、他のメンバーは40年前にはないはずのデジタル時計とか、死後3週間の遺体とか見つけるの。勝手に扉が閉じたりするし、なんかおかしいよね、やばいよね、これって幽霊船だよね、って思い始めたところでフェリマンが金塊の山を発見するんだ。

金塊の価値は推定3億ドル。エップスは、盗品かもしれないし湾岸警備隊に連絡する?って聞いたんだけど、マーフィーの判断で金塊を独占するために連絡はしなかったんだ。グラーザ号は不気味だし、もうこの金塊だけで十分だよねってことで船は諦めて帰ることにしたんだけど、サルベージ船のエンジンをかけるときになぜかガスが漏れてて引火して大爆発。サルベージ船は吹き飛んじゃって、生き残ったメンバーはなんとか再びグラーザ号に上陸する。船体の穴を塞いで何とか船を陸地につけようとするんだけど、メンバーたちは次々と謎の死を遂げていくの。幽霊のことが気になったエップスは帳簿からケイティのことを調べて会いに行くんだけど、ケイティはエップスにグラーザ号の真相を教えてくれたんだ。

40年前のあの日、一人の男が大量の金塊と共に海上でグラーザ号に救助されていた。そしてその金塊を巡ってグラーザ号では、ケイティみたいな罪のない人たちも巻き込んだ争いが勃発したの。最終的に生き残ったのはたった一人、そしてその生き残りっていうのが金塊と共に救助された男フェリマンだったんだよ。彼の正体は悪魔のしもべで、人間の魂を船一杯に集めて悪魔の元へ送るのが役目なんだって。全て彼の計画通りだったってわけだね。今回はね、船に空いた穴を修理させるためにマーフィーたちを呼び寄せたって言うんだよ。すべてを知ったエップスは船を沈めることを決意するの。彼女以外のメンバーはすでにみんなやられちゃってる。阻止しようとするフェリマンを制して船を爆破することに成功したエップス。幽霊船からはケイティをはじめとして、数多の魂が解放されていくんだけどこのシーンがとても美しいんだ。そしてエップスは海を漂っているところを船に発見されて救助されるの。意識がもうろうとしてる中、船から救急車へと運ばれていくエップス。その時、船に荷物を運びこんでる男と目が合うんだけど、それは爆破で吹き飛んだはずのフェリマンだったんだ。彼と金塊によってこれからも欲深き者たちが新たに犠牲者となっていくことを予感させる衝撃のラストで映画は幕を閉じるよ。

『ゴーストシップ』は、廃墟と化した豪華客船という舞台がホラーと絶妙にマッチしているんだよね。欲望の象徴である金塊と海の孤立した環境が、恐怖とサスペンスを引き立てるんだ。幽霊船の謎と人間の欲望が絡み合い、最後まで目が離せないんだよね。

感想

『ゴーストシップ』の最初のシーン、あれは本当に印象的だよね。ワイヤーが突然切れてダンスパーティーの乗客が一斉に真っ二つになっちゃう。このシーンはかなりグロいんだけど、どこかシュールで可笑しくもあるんだ。この塩梅が絶妙で、一気に映画の世界に引き込まれるんだよね。こんな始まり方、他のホラー映画にはなかなかないから本当にインパクトがすごくて、クルーたちがこの豪華客船を発見してからの不気味な出来事の連続も、最初のシーンで心の準備ができてるからこそより一層引き込まれる。

この映画のビジュアルは本当に見どころだよね。廃墟となった豪華客船のビジュアルは、まさに映画の雰囲気を完璧に表現しているんだ。錆びついた金属や腐敗したインテリアが、時間の経過と共に取り残された船の恐ろしい雰囲気を強調していて、船内の暗い通路や広間が不気味さを倍増させるんだ。特に、廃墟と化した船内を探索するシーンでは、観客も一緒にその不気味な空間を歩いているかのような感覚を味わえるんだ。

そして過去のシーンで描かれる、健在だった頃の豪華客船のビジュアルも見事なんだよね。華やかで豪華な内装、上品でエレガントな乗客たち、輝くシャンデリアや豪華なダンスホールなど、細部まで丁寧に作り込まれていて、一瞬で時代と雰囲気を感じ取ることができるんだ。この対比があることで、現在の廃墟と化した船の陰惨さがより一層際立って見えるよ。

エミリー・ブラウニング演じるケイティがお人形さんみたいな美少女なんだよね。彼女は豪華客船の悲劇の生き証人であり、幽霊として登場するキャラクターなんだけど、その無垢な美しさが観客の心を掴むんだよね。彼女が現れるシーンは、その美しさと哀れさが相まって、視覚的にも非常に強い印象を残すんだ。

特に、彼女が過去の出来事を語るシーンや、幽霊として現れるシーンでは、彼女の美しさが不気味さを増幅させる効果を持っているんだ。純白のドレスに身を包んだ彼女が暗い船内を歩く姿は、一見すると美しいけど、同時にどこか恐ろしい。美しさと恐怖が交錯することで、観客に強いインパクトを与えるんだよね。

エミリー・ブラウニングの美しさは、彼女のキャラクターに深みを与えていると思う。彼女が単なる恐怖の象徴ではなく、悲劇的な過去を持つ哀れな存在として描かれているからこそ、その美しさがより一層際立つ。観客は彼女に対して同情し、彼女の過去に興味を持つようになる。これは、映画の物語を豊かにする重要な要素だと思うんだ。

映画の中盤では少しストーリーが中だるみしている感じもする。クルーたちが船内を探索し続けるシーンが続くと、少しテンポが遅く感じられることもあるんだ。だけど、その中だるみの時間があるからこそ、作品の雰囲気や世界観にじっくり浸れる部分もあるんだよね。映画のビジュアルや音楽、そしてキャラクターたちの内面に焦点を当てることで、ホラー映画としてだけでなく、ドラマティックな要素も楽しめる作品になっているんだ。

幽霊船をテーマにした映画って意外と少ないかもしれない。幽霊船にお宝なんて、それだけでワクワクしちゃうよね。金塊が罪や欲望の象徴っていうのも、ホラー映画らしくてわかりやすいテーマだし、そこに引き込まれる。特に金塊をめぐる人間の欲望や裏切りが物語の核になっているのが、この映画の面白いところだよね。

クライマックスのフェリマンとエップスの戦いは、緊張感があってドキドキするよね。フェリマンってあんまり目立たなくてわざわざ同行している意味が見えにくいから、彼の役割はなに?って考えたときに最初からちょっと怪しかったんだよね。ケイティが悪霊の類じゃないとわかった時点で、彼が黒幕だと見抜けた人も多かったんじゃないかな。でも、難解すぎて誰が黒幕か全然わからないよりは、これくらいの方が楽しめるよね。

その後の船に捕らわれた魂が解放されるシーンは幻想的で美しいよね。暗く不気味だった船内が一転して、光り輝く魂たちが天に昇っていく様子は感動的ですらある。でもその直後、フェリマンが生きていたことがわかる展開がまた衝撃的なんだ。エップスが救助されて、もう全てが終わったと思った瞬間に、新しいクルーたちと一緒にフェリマンが再び船に乗り込むシーン。この落差が激しくて、「まだ終わってないんだ!」という驚きがズドンとくる。この最後の衝撃があるからこそ、この映画は観た後も長く心に残るんじゃないかな。

『ゴーストシップ』は、ホラー映画としての恐怖だけでなく、美しさや感動、そして最後の驚きを提供してくれる作品。幽霊船にお宝というとっつきやすいワクワクする設定に加えて、人間の欲望や罪、裏切りといった深いテーマも描かれている。ホラー映画好きなら一度は見ておきたい作品だし、観終わった後も長く心に残ること間違いなしだよ。

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