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映画『バイオハザード』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり

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映画『バイオハザード』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり
ほろほろ

この記事では映画『バイオハザード』のあらすじ紹介と感想を書いていくよ。

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アメリカの大企業「アンブレラ」が運営する、秘密の地下研究施設「ハイヴ」がこの物語の舞台なんだ。ここでは人間をゾンビに変える悪魔のウイルスの研究がおこなわれているみたい。そして誰かがこの恐ろしいウイルスをハイブ内にばらまいちゃうんだよね。研究員たちは次々と感染しちゃって生物災害、つまりバイオハザードが発生しちゃうんだ。機密を守るためにハイブのメインコンピュータが研究所を封鎖してしまうところからこの物語は始まるんだよ。

主人公のアリスが目を覚ますと知らない屋敷にいてね、記憶がなくて何も思い出せないの。そこにアンブレラの武装部隊のメンバーが現れるんだ。彼らによるとこの屋敷には、ハイブが封鎖された今、ハイブへと通じる唯一の入り口があるんだって。アリスも実はアンブレラのエージェントでこの屋敷を守ってたんだけど、セキュリティシステムが放ったガスの作用で一時的に記憶を失ってるらしいの。武装部隊のメンバーとアリス、そして自称警察官のマット、アリスと夫婦を装い屋敷を警備していて同じく記憶を失っているスペンス。彼らは調査のためにハイブへと突入するんだ。

ハイブの内部には危険な防衛システムがあって、それを解除すると今度は研究所内の封鎖が解かれてしまうの。研究員たちの成れの果て、隔離されてた何百っていう数のゾンビに襲撃されてしまうんだ。武装部隊のメンバーは何も知らされていなかったみたいでね、防衛システムとゾンビによって一人また一人とやられていっちゃうの。さらに、やられたメンバーが新たなゾンビになって襲い掛かってきてね、めっちゃ絶望感あるし、仲間を撃てないシーンがすごい切ないんだよね。完全にゾンビに包囲されていて脱出は絶望的。そんな中、少しずつ記憶と戦い方を思い出してきたアリスが生き残ったメンバーを率いて道を切り開いていくんだ。物語の後半からは完全にアリスがリーダーって感じで、強くて頼もしいし、めちゃくちゃかっこいいんだよね。

そして判明するマットとスペンスの正体。マットはね、アンブレラの悪事を暴こうとしている活動家だったの。アンブレラの研究に良心を痛めていたアリスも彼の仲間に協力していたんだよ。スペンスは…アンブレラを裏切ってウイルスを盗んで売りさばこうとしてた金の亡者だったんだ。ウイルスをバラまいたのも彼ってわけ。スペンスの裏切りに合いながらも、必死の思いで地上にたどり着いたアリスたち。でもね、生き残ったのはアリスとマットだけだったんだ。「誰も救えなかった」と嘆くアリス。「君は精いっぱいやったよ」と励ますマット。そこへアンブレラの兵隊がなだれ込んできて二人は取り押さえられてしまうの。アリスが気が付くと無人の病院に隔離されててね。何とか外に出るとそこには荒れ果てた都市の光景が広がっていて…。ウイルスの感染が地上にまで及んだことと、アリスの戦いがまだまだ続くことを予感させて映画は幕を閉じるんだ。

『バイオハザード』はスリルと緊張感に満ちた展開で見る者を飽きさせないよ。アクションシーンも迫力があってホラーとしての怖さもバッチリ。ゲームを知っている人もそうでない人も楽しめる内容になっているよ。

感想

アリスが記憶喪失という状態で映画が始まることで、観客もアリスと同じように物語の世界に引き込まれるんだよね。アリスが自分の過去を一つずつ思い出していく過程で、観客も『バイオハザード』の世界のルールや背景を理解していくことになるから、まるで自分たちがゲームの主人公になったような感覚になるんだ。アリスが映画の中で具体的な名前で呼ばれることが少ないのも、その没入感を高める一つの要因だと思う。名前がほとんど出てこないことで、彼女がどんな特定の人物というよりは、「観客自身」を象徴しているかのように感じられるんだよね。

この演出は一見ありがちでありふれた設定のように感じるけれど、観客がアリスと一体化しやすくするためにとても賢く使われているテクニックだと思う。アリスが記憶を取り戻すごとに、観客もこの映画の世界に深く入り込んでいき、最終的には彼女が完全に覚醒する頃には、観客もすっかり「バイオハザード」の世界に馴染んでいるってわけ。だからこそ、アリスの成長と共に観客も成長していく感じがして、最終的に彼女が先頭に立って戦い、道を切り開くシーンはそれまでの旅路の中で一緒に戦ってきたかのような連帯感を感じさせるんだよね。それがこの映画をただのホラー映画以上に特別なものにしているんじゃないかな。

また、レインのキャラクターも印象的。彼女の成長と最終的な運命は、映画に深い感情的な層を加えている。レインがゾンビ化したJDに銃を向けるシーンは、彼女の内面の葛藤が痛いほど伝わってくる。彼女の強さと同時に見せる人間味が、この映画をただのホラーやアクションではなく、感情的に訴えかける作品にしているんだ。アリスとレイン、二人の女性が織りなすドラマは『バイオハザード』を特別なものにしている。そのどちらもが強く、美しく、そして時に脆い。この映画は、彼女たちのキャラクターを通じて、力強さと脆弱性のバランスを見事に描き出していて、それがまた多くの観客を引きつける理由なんだよね。

そして『バイオハザード』の物語の中で、ゾンビやモンスターたちも確かに怖いけれど、スペンスの裏切りやアンブレラ社の陰謀が描かれることで、「人間の欲望や倫理の欠如が引き起こす恐怖」が一番の脅威として浮き彫りになるんだ。スペンスの裏切りは、個人の欲望がどれだけ他人に害を及ぼすかを示していて、彼の行動は他の登場人物たちの命を直接的に危険にさらす。それに、アンブレラ社がウイルスを開発した背景にあるのは、科学技術の進歩と企業利益を最優先する冷酷な考え方で、それがもたらす結果は計り知れない。

映画では、これらの「人間の作り出した脅威」が自然発生的なものや超常現象以上に深い恐怖として描かれている。これは、観客に「技術や権力を持つ人間がどのようにそれを使うか」ということの重要性を問いかける。人間のエゴや貪欲が引き起こす災害は、時として自然の脅威を超えることが多いから、『バイオハザード』を通じてそうした人間の暗部にスポットライトが当てられているんだよね。だから、この映画はただ怖いだけではなく、社会的なメッセージも含んでいて、観る人にとって考えさせられる要素が多い。それが『バイオハザード』の深い魅力の一つとも言えるだろうね。

『バイオハザード』を観て感心したのは、この映画がどれだけ多くの要素を巧みに織り交ぜているかって点なんだよね。アクション、ホラー、ドラマといったジャンルを横断しながら、ストーリーはまるで違う原作ゲームのエッセンスを非常にうまく取り入れてる。ただのゲームの映画化だと思っていたけれど、実際に見てみるとそのダイナミックなアクションと、ぞくぞくするようなサスペンスに完全に引き込まれたよ。

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