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映画『オーディション』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり

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映画『オーディション』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり
ほろほろ

この記事では映画『オーディション』のあらすじ紹介と感想を書いていくよ。

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この物語の主人公の青山は七年前に最愛の妻を亡くしているんだ。失ったものはとても大きかったけど、頑張って経営する会社を切り盛りして一人息子を立派に育ててきたんだよ。高校生の息子との関係は良好で、最近彼女が出来たらしい息子が「親父もそろそろ再婚したら?」なんていうわけ。青山もちょっとその気になっちゃってさ、お嫁さん探しを始めるんだけど何しろ彼って理想が高くってね。自分はおじさんなのにさ、教養があって、クラシックな習い事をしてるお嬢さんがいいとか言うわけ。そんな相手見つかるわけないじゃない?それで映画プロデューサーやってる友人の吉川に相談したらね、今度映画のヒロインのオーディションをやるから、そこでお嫁さん探しをしようって言いだすんだよ。

最初は青山も乗り気じゃなかったんだけど吉川が強引に段取り組み始めてね、青山もだんだん浮かれてきちゃってさ。何千人という応募の中から青山のタイプの女性ばかり集めたこのオーディションは開催されるんだよ。気に入った子をオーディションに落として口説くんだってさ。そこで山崎麻美というどこか儚げでミステリアスな女性に惹かれてね、青山は映画の関係者を装ってこの麻美を食事に誘ったりして徐々に仲を深めていくんだよ。でも吉川は麻美のことが何か引っかかったみたいでね、彼女のことを調べたら不審な点がいくつもあるって青山に警告するんだ。でも既に青山は麻美に夢中で聞く耳を持たなかったんだよ。

そして青山は麻美と旅行に行ったタイミングでプロポーズをしようとするんだけど、この旅行の途中で麻美は失踪してしまうんだ。ここから別の世界に迷い込んだように映画の雰囲気がガラリと変わっていくんだよ。青山は麻美の経歴をもとに麻美の影を追っていくんだけど、訪れるのは変な車いすの老人がいるバレエ教室や、殺人事件が起きた場末のバーなんていう怪しい場所ばかり。そして自宅で倒れた青山の頭の中にフラッシュバックのように映像が流れるんだ。そこで語られるのは青山の抱えている欲望や、麻美の受けてきた虐待、麻美の行ってきた拷問のような行為。それは夢か現か、何が真実かわからないんだけど、思わず引き込まれちゃうんだよね。

そして青山が目覚めると、体が動かなくなっているの。お酒に薬を盛られていたみたいでね、そこに麻美が現れて壮絶な拷問が始まるんだよ。麻美は相手を痛めつけることで自分への愛を確かめているんだって。このシーンは行為そのものも痛々しいんだけど、豹変した麻美のサイコパスな雰囲気が恐ろしいんだよね。女の子を集めてオーディションしていたつもりが、最終的に審査されているのは自分の方だったってわけだね。最後は息子が帰宅してきて麻美に襲われるんだけど、返り討ちにして階段から転げ落ちた麻美が動けなくなったところで映画は幕を閉じるよ。

『オーディション』は前半の軽快なノリからの急転直下が衝撃的な作品なんだよね。男女で感想も変わると思うから感想を言い合うのも楽しいと思うよ。切断のシーンとかは痛々しいので注意してね!

感想

『オーディション』の序盤って、何とも言えないノスタルジックな雰囲気が漂っているよね。90年代後半の、あの時代特有のどこか切ない感じが、映画全体に溶け込んでいる感じがする。まるで時間が止まったような、ゆったりとした時間が流れているような感じがするんだ。時代っていうものを描くのがうまいんだろうね。そして、その静かで穏やかな時間が、後半の緊張感あふれる展開との対比を際立たせているよね。

映画の前半部分は青山の物語。彼のキャラクターは最初は共感できる部分が多いよね。妻を亡くした悲しみを乗り越え、一人で息子を育て上げている姿は、見ていて心が温まるし、尊敬もできる。それに、仕事でも成功しているっていうのは、彼がどれだけ努力家かも表しているよね。再婚相手を探し始めるのも、確かに奥さんが亡くなってから7年も経っているし、人生を前に進めようとする彼の決断は理解できる部分が大きい。ただ、オーディションを使って新しいパートナーを探す方法は、ちょっと倫理的に問題があるよね。この部分は男性視点が強くて、「再び愛を見つけるための努力」みたいに描かれているんだよね。でも、女性視点からはさ、このオーディションって女性を物のように扱っているように見えない?

後半部分では、物語が麻美の視点にシフトして、彼女が受けた虐待や彼女の内面の闇が明らかにされる。彼女の行動がエスカレートしていく様子は一種の復讐劇として描かれていて、女性視点では、彼女の異常性は理解できないにしてもその心情の一部は理解できると思うんだ。青山がぎったぎたにされるシーンなんてまさに因果応報って感じするよね。こんなふうに性別の違いによって異なる解釈が生まれるのも『オーディション』の魅力の一つだと思うんだよね。

そして青山が倒れた後に迷い込むその精神的なシーンも印象的だよね。映画はこのシーンを通じて、麻美の人間としての側面と、何か超自然的な恐怖の象徴としての側面の両方を巧妙に描いているんだ。彼女が単なる生身の人間としてのトラウマや痛みを抱えている一方で、観る者には何か怨霊の類のような、この世ならざるもののような恐怖を感じさせる。これは、彼女の行動や過去が明らかになるにつれて、ただの人間ではなく、もはや恐怖の象徴として映るようになるからだね。

このように麻美のキャラクターが、生身の人間としてのリアリティと、幽霊や呪われた存在のような非現実的な要素の両方を持ち合わせているからこそ、『オーディション』はただのスリラーやホラーを超えた、深い心理的な影響を与える映画になっているんだよね。観る者にとって、彼女の真の恐ろしさは、その不確かさにあるわけで、それが映画全体の緊張感を増しているんだと思う。

終盤に麻美が青山に対して行う拷問のような行為は本当にリアルで生々しくて恐ろしくてね。切断した足をポイって無造作に投げるシーンが一番怖かったな。これが愛を確かめる行為って言うんだからもうね…、って感じだよね。『オーディション』っていうタイトルは良く出来ていて、お嫁さん探しのオーディションやったつもりが、自分の方が審査されていたって話なんだよね。

『オーディション』は、単なるホラー映画ではなく、恋愛、信頼、裏切りの複雑なテーマを掘り下げているんだ。その恐ろしさは、グロテスクなシーンだけでなく、人間の心理とその暗部に深く切り込んでいるからこそ、見る者に強い印象を残すよ。心臓弱い人は気を付けてね。

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