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映画『女神の継承』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり

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映画『女神の継承』あらすじ紹介と感想、ネタバレあり
ほろほろ

この記事では映画『女神の継承』のあらすじ紹介と感想を書いていくよ。

目次

映画情報

  • 原題: The Medium
  • 公開年: 2021年
  • 製作国: タイ、韓国
  • 監督: バンジョン・ピサンタナクーン
  • 主要キャスト: ナリルヤ・グルモンコルペチ、サワニー・ウトーンマ

配信状況

配信状況は2024年5月12日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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あらすじ

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映画の舞台はタイのとある地方、女神バヤンの巫女であるニムへのインタビューから始まるんだ。この映画はフィクションなんだけど、ドキュメンタリーの形式で進行していくんだよ。ニムは巫女の力で村の人々のちょっとした悩みや体の不調なんかを解決してあげてるんだよね。そんな中、ニムの姉であるノイの旦那さんが亡くなってお葬式があるんだけど、ニムとノイって姉妹なのに仲が悪いんだよ。ニムは彼女の叔母から巫女の力を受け継いでいるんだけど、初めはノイが後継者としてバヤンに選ばれていたんだって。でもノイは巫女になりたくない一心でキリスト教徒になったりして、結局ニムが巫女を継いだから、そういうのが姉妹の不和の原因みたいだよ。そして、ニムがお葬式で久しぶりに会ったノイの娘、つまり姪っ子のミンの様子がちょっと変だったんだ。

取材班はミンのことが気になって、ミンに密着取材をするんだよね。ミンって普段は職業斡旋所で働いているイマドキの女の子って感じで明るくてかわいいし、女神とかそういうの全然信じてないんだって。だけど取材の中でもミンの様子がおかしくなって別人のように豹変することが度々あってね、そして体調も崩しちゃってだんだんミンは精神的に追い詰められていくの。これってバヤンの巫女に選ばれた時に現れる兆候と同じなんだって。ミンは絶対に巫女にはなりたくなかったんだけど、諦めてバヤンを受け入れることにするの。でも、ニムはミンの様子に違和感を感じて継承の儀式を行わなかったんだ。それで怒ったノイがニムに黙って別の祈祷師のところにミンを連れて行って儀式を行ってね、これがまずかったみたいなんだよ。

それからミンは何かに取り憑かれたようになってしまって、もう正気ではなくなってしまったんだ。霊媒師のサンティが言うには、ミンのお父さんの家系の先祖の行いが良くなくてね、動物や植物、首を切られた人々の悪霊に憑かれているらしいんだ。ニムとサンティは数日かけて除霊の儀式の準備をすすめるんだけど、その間にもミンの状態はどんどん悪化していって、とても人間とは思えない行動を取るんだよね。ペットのワンちゃんを手にかけたり、ミン自身の甥っ子をさらったり…。そして、儀式の前日にニムが原因不明で突然死してしまうんだ。

サンティはニムを失いながらも、弟子たちを率いて予定通り儀式を行うんだ。途中まで儀式はうまく行ってね、悪霊を封じ込めるところまであと一歩だったんだけど、結果的に儀式は失敗してしまう。ノイがバヤンの巫女の力に目覚めたといって儀式を続行するんだけど、その結果サンティの弟子たちまでもが悪霊に取り憑かれてしまい、取材班は彼らに襲われてしまうんだよ。そしてノイがミンを除霊しようとするんだけど、ミンに呼びかけられて手を止めてしまい、ミンにやられちゃうんだ。最後に、ニムが亡くなる前のインタビュー映像で、バヤンなんて本当にいるか分からない、って言ってる衝撃のシーンで映画は幕を閉じるよ。

『女神の継承』は、ドキュメンタリー風で異国の文化が細かに描かれているのが魅力的。人によっていろんな解釈が出来る深い内容で考察するのも楽しいし、ミン役の女優さんの演技が凄まじいんだよね。

感想

この映画のいいところって、まず、ドキュメンタリー風の撮影手法を採用しているところだよね。ドキュメンタリータッチにすることで、ただ恐怖を感じさせるだけではなくタイの精霊文化や信仰をとても自然に紹介してくれているんだ。普通の映画だと、文化的背景を説明するためにナレーションを入れたり、キャラクター同士の対話で無理やり説明したりすることが多いけど、ドキュメンタリー形式なら取材対象の人々自身に話させることで、よりリアルで説得力のある情報伝達が可能になるよね。なじみのない文化の世界観にすんなり入っていけるんだよ。

例えば、ニムが昔からの信仰や霊的な経験について話すシーンは、まるで本当のドキュメンタリーを観ているような感覚になる。これがもし脚本で書かれた対話だったら、多少作為的に感じる部分もあるかもしれないけれど、ドキュメンタリータッチだからこそ、その場の雰囲気や人々の生の表情までが伝わってくるんだ。さらに、この手法は視聴者に対して映画の世界により深く没入させる効果もあるよね。現実の世界で起こっているかのように感じさせることで、恐怖がより身近でリアルなものとして感じられるわけ。

隠しカメラの映像を使ったシーンは、本当にゾッとするくらい怖かったよね。ドキュメンタリー調の映画だからこそ、隠しカメラを使うことで、通常のホラー映画では感じられないリアルな恐怖を演出できるんだ。隠しカメラは、日常の中にふいに現れる超自然的な出来事を捉えるのに特に効果的だよね。普通のカメラワークだと、どうしても「映画を撮影している」という感じが出てしまうけれど、隠しカメラはその場の生の反応や予期せぬ出来事を捉えることができるから、視聴者にとっても登場人物たちが直面している状況がよりリアルに感じられるんだ。

ミンが夜間に家の中で行動している時に隠しカメラが捉えた映像なんかは、それだけで観る者に強い緊張感を与えるよね。そこに映る不可解で不気味な動きは、誰かが作り出した演出ではなく、まるで実際に存在する何かが引き起こしているかのように感じさせるんだよ。

そのミン役の女優さんだけど、演技が本当にすごくて、彼女の変貌ぶりはまさに見事としか言いようがなかったよ。最初は本当に無邪気で可愛らしい普通の女の子として登場するけど、映画が進むにつれてその表情や動きが徐々に不気味で異様なものへと変わっていくのが印象的だったよね。彼女が演じるミンの表情や仕草が徐々に異様なものに変わっていく過程は本当に悪魔に取り憑かれているかのよう。特に強烈だったのが、彼女の目の演技。あの空っぽでありながら何かを訴えかけるような眼差しは、言葉以上にキャラクターの内面を語っていたよね。その演技力は、この映画の大きな魅力の一つだよね。

映画の終盤はかなりグロテスクなシーンが続くけど、その怖さはただの血糊や特殊効果によるものだけじゃないんだよね。映画全体を通して構築されてきた緊迫感や、キャラクターたちの感情の高まりが、グロテスクなシーンによってさらに強調される形で表現されているから、視聴者にとっては非常にインパクトが大きいんだ。特に、家族やコミュニティの中での信仰や伝統といった要素が複雑に絡み合いながら、恐怖が徐々にエスカレートしていく過程は、観る者の感情も最高潮に達する。そして、それが最終的には手に負えないほどのグロテスクな場面へと繋がっていくわけだけど、その恐怖は単なるビジュアルの怖さだけではなく、精神的な恐怖や道徳的な葛藤も含んでいるから、より深い恐怖を感じさせるんだよね。

この映画は多様な解釈が可能な部分があって、それが信仰というテーマと深く結びついてるんだよね。ニムには本当にバヤンが宿っていたのか、ミンには自我が残っていなかったのか、最後にノイに宿ったものはなんだったのか、映画を見終わった後にこれらの疑問が残るけど、精霊の正体やその真実性について明確な答えを与えず、観る人それぞれの解釈に委ねるスタイルは、実際の信仰が持つ不確かさや個人的な体験を反映していると言えるよね。信仰そのものが持つ「信じる者には現れる」という性質を映画として見事に表現していると思うんだ。

『女神の継承』は単なるホラー映画を超えた、文化的背景と深い人間ドラマが絡み合う秀逸な作品。リアリズムとサスペンスが絶妙に融合しており、ホラー好きはもちろん、深い物語を求める観る者にとっても見逃せない映画だよ。信仰や霊的存在についての解釈は観る者に委ねられていて、観る人によって感じる恐怖やメッセージが異なるから、繰り返し観たくなるような作品なんだよ。グロテスクが苦手な人と、ワンちゃんが好きな人は気を付けてね。

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